2022年シーズンのインフルエンザワクチン

新型コロナウイルス感染症に対する対策を講じる必要があります。

 【 インフルエンザワクチン予約 】

2022年シーズンのワクチン予約は終了しました

 

 

このページはインフルエンザワクチンの理解のためにご使用ください。

ワクチンの接種は当院をかかりつけ医としていただいている方の予約に限ります。

 



インフルエンザワクチンについて知っていただきたいこと

インフルエンザワクチンの必要性

1:感染しないようにする

2:感染しても重症化しないようにする

 

ワクチンによる発症阻止率はおとなでも70%と言われています。

こどもはさらに低くなりますが、感染した時に重症化しないようにすることが大切です。

インフルエンザ合併症で重症化しやすい人たちとは

1:幼若乳幼児

2:免疫に問題がある基礎疾患を持つ人

3:妊婦

 

家族など周囲の人たちも予防接種をして、このような重症化しやすい人たちを守る必要があります。

 

インフルエンザが重症化しやすい人たちに感染すると肺炎などの合併症が多いですが、特に幼若乳幼児は脳症など発症から12時間以内(診断がつく前)であっても致死的に場合があります。

接種時期と効果持続期間

⬜︎免疫を得るのに「2週間」

初めて接種の人で2回目接種後2週間で免疫が十分な程度に上がります。

逆算すれば、12月にはインフルエンザは少しずつで始めるので遅くとも11月には2回目接種を終える必要があります。

 

⬜︎早く接種しても効果は持続する

予防接種をすれば免疫が記憶されています。

記憶された免疫は、新たな感染を受けた時にはすばやく免疫が上昇して発症を防ぐか症状を軽症化してくれます。

したがって、しっかり予防接種をしておけば、生活の中でたまたま受けた感染が発症なしに免疫だけ刺激してくれますので流行期間中に免疫効果が持続することになります。

毎年接種する理由

流行のシーズンが終わると免疫が低下するからです。

インフルエンザは毎年少しずつ型を変えますので、それに対応した最新の免疫をつけるためでもあります。

副反応

副反応の報告はありますが、安全性の高いワクチンです。

みなさんはご存知のように、特に接種後30分は急激な体調の変化に気をつけてくださいね。

 

詳細な副反応に関しては予診票の裏面に書かれていますのでお読みください。

ワクチンとワクチンの間隔

▷インフルエンザワクチンの1回目と2回目

1回目を接種して2週後から2回目を接種します。

2週後(2週あける):接種日の2週後(次の次の週)の同じ曜日から接種できます。

▷インフルエンザワクチンと他のワクチンの間隔

インフルエンザワクチン接種の次の日から他のワクチンの接種が可能です。

他のワクチンは前日の接種でも大丈夫です。

ただし、新型コロナウイルスワクチン接種との間隔は異なります。

 ▷新型コロナウイルスワクチンとの間隔はこのページの下段を参照してください。

 

 

 

接種にあたって気をつけていただきたいこと

基礎疾患:1回目の接種を診察時に受けていただきたい人

1回目の接種を総合外来または非感染症外来を受診して接種方針を決めます(10月のみ)。

接種方針には、その受診時に接種することも含まれます。

  • インフルエンザワクチンで副反応の経験のあった人
  • 免疫グロブリン製剤を最近使用した人
  • 先天性免疫不全
  • 後天性免疫不全
     悪性腫瘍や白血病の治療後、治療中
     臓器移植後状態、骨髄移植後状態
     免疫抑制剤の使用中
  • 卵アレルギー(卵アレルギーに関しては下記の別項を)

ワクチン接種を特に勧めたい人たち

  • 基礎疾患があり重症化しやすいこども達
  • 幼若乳幼児の両親(3歳未満の児、特に6ヶ月未満児の両親)

卵アレルギー:基礎疾患の項もご確認を

▷ワクチンタイムで予約できない卵アレルギー

 1回目の接種は診察時で

 以下のこども達です。
 ・卵の摂取を全て禁止されている人
 ・親独自の判断で卵を食べているため、卵アレルギーの状態が医学的に把握されていない人

 ・卵アレルギーかどうかわからない人(ワクチンタイム当日での相談はできません)

▷卵アレルギーのないこども達と同様に予約と接種ができる人
 ・卵の摂取に制限がない人(卵アレルギーが解除されている人)
 ・卵の摂取制限が全てではなくなんらかの摂取指示が出ている人(部分解除:黄身だけも含む)

新型コロナウイルスワクチン

▷新型コロナウイルスワクチンは唯一インフルエンザワクチンとの同時接種が認められています。

▷その他のワクチンは前後2週間の間隔をとるように求めれられます。

  新型コロナウイルスワクチンは、その接種前2週間、接種後2週間は他のワクチンを接種しないことになっています。

▷新型コロナワクチンは2回の接種が必要

  ファイザーBionNTech製:3週あけて2回(3週間以上できるだけ速やかに)

  モデルナ製      :4週あけて2回(4週間以上できるだけ速やかに)

▷新型コロナウイルスワクチンの接種年齢(日本)

  ファイザーBionNTech製:5才以上

  モデルナ製      :12才以上

 

 

▷インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンを両方を接種するには・・・・

0)同時接種をする(当院ではこの2つのワクチンの同時接種はしていません)。

1)新型コロナウイルスワクチン2回の接種をを9月中旬までに終了する。

2)新型コロナウイルスワクチン接種は1年を通してできるのでインフルエンザを優先する。

3)新型コロナウイルスワクチンの接種間隔をあけてインフルエンザワクチンと交互に接種する。

どの方法を採用するかはご自身で御検討いただき納得できる方法を見出していください。

 

インフルエンザワクチンの予約

9月12日より受付でのパンフレット(ご案内)のお渡し

⭐️受け取りは毎日午前10時以降でお願います⭐️

予約開始は9月17日

他のワクチンとの接種間隔に気を付けて

当日は予診票の記載漏れのないように

受付でのパンフレットお渡しは毎日午前10時以降で(2022年シーズンの予約は終了しました)

▷ワクチンの予約にはパスワードが必要です。

 受付にてワクチンを案内するパンフレットをお渡しします。

 お読みいただいた上でWEBよりご予約してください。