待合室です。
奈良の吉野の本物の杉の木やヒノキの木を使っています(木なので花粉の心配はないですよ)。
塗料は石油系の塗料ではなく、自然のベンガラに似た日本に古来からある伝統的な塗料の現代版と言ったらいいのでしょうか、そんなからだに優しい塗料を使っています。
奥に『あかちゃんの遊び場』があり、ここは靴を脱いであそんでくれています。
待合室から受付を見ています。
汽車はデンマーク製です。
木でできているのですがとても丈夫です。
座ったり、よじ登ったり子供達は適当に遊んでいます。
時々、汽車で遊んでいて床に落ちるこどもがいるので、乗って立ち上がったり手を離したりしないように子供達に教えてあげてください。
個室待合の一つとオムツを替えるベッドです。
2つの部屋の仕切りになっている大きな幹は野生のヒノキの原木です。
木肌がキレイで独特の木の感触があります。
みんな抱きついています。
みなさんも触ってみてください。
原木を手に入れた時、どうしようか考えたのたのですが、いいアイデアが思い浮かばずしばらく置いていました。
くりにっくの改造の際にこの原木を使い、その一部を診察室の椅子にしました。
中待合から診察室に入ったところです。
個室待合に使ったヒノキの幹の根元の部分で診察用の椅子を作りました。
こどもたちはときどき社長になった気分でくつろいでいます。
左の壁に飾ってあるのは子供たちからの「愛の手紙、愛の贈り物」です。
この診察室では、診察だけでなく超音波の検査をしたり、ときに赤ちゃんの鼻水を吸い取ったりすることもあります。
椅子の左奥にあるのが私の診察机で「基地」です。
診察室を通り抜けて奥に進むと処置室です。
検査をしたり、治療処置をしたりします。
おもにここと待合室が看護師さんの活躍場所です。
でも、受付のスタッフも待合室やこの処置室によく顔を出してこども達のことを看護師と話したりしてくれてチームワークでこども達の支えになってくれています。
うれしい事です。
画面の右手には点滴室があります。
診察室からここへ来て左に進むと、先ほどの個室待合、そして左に玄関を通って待合室に行けます。
ここが点滴室です。
点滴だけでなく、治療のための処置をしたり、心電図や呼吸機能などの検査をしたりもします。
赤いカートは救急カート。
万が一の時のために、すぐに対応できるようにしています。
パノラマで撮っているので実際より広く見えています。
くりにっくの壁はすべて天然の珪藻土です。
細かい穴がいっぱいある多孔質な素材ですので、湿度の調整機能や脱臭効果を期待して、化学物質を含まないこのような天然素材を内装に使っています。
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